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「エルメスやグッチって、どこの国のブランド?」
「ハイブランドが多すぎて、一つずつ調べるのが面倒」
「国ごとにどんなハイブランドがあるのか、ひと目で知りたい」
結論からお伝えすると、ハイブランドの多くはイタリアとフランスのブランドです。ファッション・革製品ではイタリアとフランス、トラッドな紳士服ではイギリス、ジュエリーではフランスの老舗が特に多いのが特徴です。
この記事を読むとわかること
イタリア・フランス・イギリス・アメリカ・日本など9か国のハイブランド60以上が、どこの国のブランドで、いつどこで生まれ、何で知られているのかがわかります。ブランド価値の世界ランキングや、「世界五大ジュエラー」「グランサンク」など、ブランドを調べると出てくる用語も解説します。
目次
ハイブランド国別一覧【早見表】
まずは、国ごとの主なハイブランドを一覧で確認しましょう。各ブランドの詳しい説明は、表の後に国別で紹介しています。
| 国 | 主なブランド |
|---|---|
| イタリア | グッチ、プラダ、フェンディ、ボッテガ・ヴェネタ、ヴェルサーチェ、ジョルジオ アルマーニ、ヴァレンティノ、ドルチェ&ガッバーナ、ブルガリ、ミュウミュウ、フェラガモ、トッズ、ロロ・ピアーナ、ブルネロ クチネリ、ゼニア、キートン、ブリオーニ、イザイア、ベルベスト、ヘルノ、ニールバレット、ダミアーニ、ポメラート |
| フランス | エルメス、ルイ・ヴィトン、シャネル、ディオール、サンローラン、セリーヌ、クロエ、ジバンシィ、ランバン、メゾン マルジェラ、バレンシアガ、モンクレール、カルティエ、ヴァン クリーフ&アーペル、ショーメ、ブシュロン、メレリオ、モーブッサン |
| イギリス | バーバリー、ダンヒル、ポール・スミス、アクアスキュータム、ダックス、ジミー チュウ |
| アメリカ | ティファニー、ハリー・ウィンストン、ラルフ ローレン、ザ・ロウ、トム フォード、コーチ |
| 日本 | ミキモト、タサキ、俄(にわか)、サカイ |
| その他 | ロレックス・オメガ・パテック フィリップ・ピアジェ(スイス)、ロエベ(スペイン)、モンブラン・ヒューゴ ボス・ジル サンダー(ドイツ)、ドリス ヴァン ノッテン(ベルギー) |
※創業年・創業地は、各ブランドの公式発表や一般的な資料に基づく目安です。現在は別の国の企業グループに属しているブランドもあります。
イタリアのハイブランド
イタリアのハイブランドは、革製品の工房から始まったブランドと、上質なテーラード(スーツ)ブランドが多いのが特徴です。
グッチ(GUCCI)
1921年にフィレンツェで創業。革製品の工房とショップから始まりました。GGロゴやバンブーバッグなど、ブランドを象徴するアイコンが多いラグジュアリーブランドです。
プラダ(PRADA)
1913年にミラノで創業。高級皮革製品の店から始まりました。三角形のロゴプレートを付けたナイロン素材のバッグで広く知られています。
フェンディ(FENDI)
1925年にローマで創業。毛皮と革製品の工房から始まりました。「バゲット」や「ピーカブー」などのバッグが有名です。
ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)
1966年にヴィチェンツァで創業。細長く切った革を編み込む「イントレチャート」が代名詞で、ロゴを大きく見せない上品さが特徴です。
ヴェルサーチェ(VERSACE)
1978年にミラノでスタート。ギリシャ神話のメデューサをモチーフにしたロゴで知られます。1980年代には、ジョルジオ アルマーニ、ジャンフランコ・フェレと並び、ミラノ・モードを代表する「3G」と呼ばれました。
ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)
1975年にミラノで設立。肩パッドや芯地を軽くした柔らかなジャケットで、男性のスーツのイメージを変えたブランドとして知られます。創業者のジョルジオ・アルマーニ氏は2025年9月4日に91歳で亡くなりました(アルマーニ・グループの声明より)。ブランドは、その美学を受け継いで展開されています。「エンポリオ アルマーニ」はより手頃なラインです。
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ヴァレンティノ(VALENTINO)
1960年にローマで創業したクチュールメゾン(高級注文服店)が始まりです。スタッズを配した「ロックスタッズ」シリーズなどで知られます。創業者のヴァレンティノ・ガラヴァーニ氏は、2026年1月19日に93歳で亡くなりました(本人の公式Instagramと財団の発表より)。
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ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)
ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナが設立し、1985年にミラノでデビュー。シチリアの文化を感じさせる華やかでセクシーなデザインが特徴です。
ブルガリ(BVLGARI)
1884年にローマで創業した宝飾ブランド。ローマに開いた宝飾店が始まりで、「世界五大ジュエラー」の一つに数えられます。
ミュウミュウ(MIU MIU)
1993年に、プラダのデザイナーであるミウッチャ・プラダが自身の愛称を冠して立ち上げたブランド。プラダグループの一員で、より自由で遊び心のあるデザインが特徴です。
フェラガモ(FERRAGAMO)
靴職人のサルヴァトーレ・フェラガモが、1927年にフィレンツェで本格的に事業を始めたブランド。ハリウッドの映画スターの靴を手がけたことでも知られ、靴・革小物・ネクタイなどを展開しています。
トッズ(TOD'S)
ディエゴ・デッラ・ヴァッレの一族による靴づくりをルーツに持つブランド。靴底に小さなゴムの突起が並ぶドライビングシューズ「ゴンミーノ」が代名詞です。
ロロ・ピアーナ(Loro Piana)
1924年にイタリア北部のクアローナで創業した生地メーカーが母体。カシミヤやビキューナなど最高級の素材にこだわり、ロゴを前に出さない「クワイエット・ラグジュアリー」の代表格とされます。2013年からLVMHグループの一員です。
ブルネロ クチネリ(Brunello Cucinelli)
1978年にイタリア・ウンブリア州で、カシミヤのニットから始まったブランド。小さな村ソロメオに本社を置き、職人を大切にする経営でも知られます。
ゼニア(ZEGNA)
1910年にイタリア北部のトリヴェロで、毛織物工場として創業。自社で生地から手がける紳士服ブランドで、上質なスーツ地で世界的に知られています。
キートン(Kiton)
1968年に、ナポリ近郊のアルツァーノで創業。ナポリの手仕事による仕立てで知られる、クラシコイタリアを代表する最高級スーツブランドの一つです。
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ブリオーニ(BRIONI)
1945年にローマで創業した紳士服ブランド。最高級のスーツ・ジャケットを手がけ、映画「007」シリーズの衣装でも知られています。
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イザイア(ISAIA)
1920年代に、エンリコ・イザイアがナポリで仕立て職人向けの生地店を開いたのが始まり。1957年にナポリ近郊のカザルヌオーヴォへ工場を移し、テーラードブランドへと発展しました。赤いサンゴをモチーフにしたラペルピンがトレードマークです。
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ベルベスト(Belvest)
1964年に北イタリアで創業したスーツファクトリー。機械縫製と手作業を組み合わせた仕立てで、「マシンメイドの最高峰」とも言われます。
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ヘルノ(HERNO)
1948年にイタリア北部のレーザで創業したアウターブランド。上質で機能性の高いコートやダウンで知られます。
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ニールバレット(Neil Barrett)
イギリス出身のデザイナー、ニール・バレットが1999年にミラノで立ち上げたブランド。テーラードにスポーツの要素と機能性を組み合わせたデザインが得意です。
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ダミアーニ(DAMIANI)
1924年にヴァレンツァで創業したジュエリーブランド。ダイヤモンドジュエリーの国際的なデザイン賞「ダイヤモンド・インターナショナル・アワード」を18回受賞したことで知られます(ブランド発表より)。
ポメラート(Pomellato)
1967年にミラノで創業したジュエリーブランド。伝統的な金細工の技法と、カラーストーンを主役にした遊び心のあるデザインが特徴です。
ロゴに頼らない、イタリアの職人バッグという選択肢
大きなロゴのハイブランドは仕事で持ちにくいという方には、イタリア・フェラーラで1973年に誕生したバッグ・革小物ブランド「フェリージ」も選択肢です。職人の手仕事によるナイロン×レザーのバッグが代名詞で、紋章の小さな刻印程度の控えめなデザインのため、スーツにも自然になじみます。価格はバッグの種類によって幅があり、公式オンラインストアでは、小さめのショルダーやナイロンのトートが5万〜8万円台、ナイロンのビジネスバッグやリュックが10万円前後から、オールレザーや大型のモデルは20万〜30万円台です(2026年10月時点)。初めての一つなら、ナイロン×レザーのトートやビジネスバッグから選ぶと、予算を抑えつつブランドらしさを味わえます。最新の価格は公式サイトでご確認ください。
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フランスのハイブランド
フランスのハイブランドは、馬具やトランク、帽子などの専門店から始まり、パリのオートクチュール(高級注文服)とともに発展したブランドが多いのが特徴です。パリのヴァンドーム広場周辺の老舗ジュエラーも数多くあります。
エルメス(HERMÈS)
1837年にパリで、高級馬具の工房として創業。「バーキン」「ケリー」などのバッグはなかなか手に入らないことでも知られ、ハイブランドの中でも別格の存在とされています。
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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
1854年にパリで、旅行用トランクの店として創業。「モノグラム」「ダミエ」の柄がブランドの象徴です。
シャネル(CHANEL)
ガブリエル・シャネルが1910年にパリで開いた帽子店が始まり。ツイードのジャケットやキルティングのバッグなどで知られます。
ディオール(DIOR)
1946年にパリで創業し、翌1947年の最初のコレクション「ニュールック」で一躍有名に。「トロッター」や「オブリーク」と呼ばれるロゴ柄でも親しまれています。
サンローラン(SAINT LAURENT)
1961年にイヴ・サンローランが設立。現在、服やバッグなどは「サンローラン」、化粧品や香水は「イヴ・サンローラン(YSL)」の名前で展開されています。
セリーヌ(CELINE)
1945年にパリで、子ども用の革靴の専門店として創業。現在は洗練された服やレザーグッズで人気です。
クロエ(Chloé)
1952年にパリで設立。高級な既製服(ラグジュアリー・プレタポルテ)を最初に打ち出したメゾンの一つと言われています。
ジバンシィ(GIVENCHY)
1952年にユベール・ド・ジバンシィが設立。女優オードリー・ヘップバーンの衣装を手がけたことで知られるエレガントなブランドです。
ランバン(LANVIN)
1889年にジャンヌ・ランバンが開いた帽子店が始まり。現存するフランス最古のメゾンの一つとされています。
メゾン マルジェラ(Maison Margiela)
1988年にパリで設立。服の背中に見える4つの白いステッチ(四つ角の糸止め)や、数字が並んだタグがアイコンとして知られます。
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バレンシアガ(BALENCIAGA)
1917年にスペインのサン・セバスティアンで創業し、1937年にパリへ拠点を移したブランド。もとは高級注文服のメゾンで、現在はストリート感のあるラグジュアリーブランドとして知られます。
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モンクレール(MONCLER)
1952年にフランスのグルノーブル近郊で創業したダウンウェアのブランド。発祥はフランスですが、現在はイタリア・ミラノに本社を置く企業が展開しています。
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カルティエ(Cartier)
1847年、ルイ=フランソワ・カルティエが師匠のジュエリー工房を受け継いだことが始まり。「世界五大ジュエラー」の一つで、時計「タンク」なども有名です。
ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
1906年にパリのヴァンドーム広場22番地に最初のブティックを開いたジュエリーブランド。四つ葉のクローバーをモチーフにした「アルハンブラ」で知られ、「世界五大ジュエラー」と「グランサンク」の両方に数えられます。
ショーメ(CHAUMET)
1780年にパリで創業したジュエリーブランド。ナポレオンとその皇后ジョゼフィーヌに重用された宝石商として知られ、ティアラの名門です。グランサンクの一つ。
ブシュロン(BOUCHERON)
1858年にパリで創業。1893年に、現代の主要ジュエラーとして初めてヴァンドーム広場にブティックを構えたことで知られます。グランサンクの一つ。
メレリオ(MELLERIO)
1613年に起源を持つとされる、現存する中で世界最古級のジュエラー。現在も創業家が経営を続けており、孔雀の羽根をモチーフにしたジュエリーで知られます。グランサンクの一つ。
モーブッサン(MAUBOUSSIN)
1827年にパリで創業したジュエリーブランド。芸術性の高いデザインで、万国博覧会などで評価されてきました。グランサンクの一つに数えられますが、2000年代以降はより手の届きやすい価格帯のジュエリーにも力を入れており、ほかの4社とは価格帯が異なる点に注意が必要です。
イギリスのハイブランド
イギリスのハイブランドは、紳士服やコートなど、伝統的なトラッドスタイルを得意とするブランドが多いのが特徴です。ビジネスウェアとの相性も良いブランドがそろっています。
バーバリー(BURBERRY)
1856年にイギリス南部のベイジングストークで、洋服店として創業。トレンチコートと、「バーバリーチェック」と呼ばれるチェック柄で知られます。
ダンヒル(dunhill)
1893年にロンドンで、馬具の製造・卸売業から始まったブランド。紳士服や革小物を展開し、2000年からサッカー日本代表のオフィシャルスーツを提供していることでも知られています。
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ポール・スミス(Paul Smith)
1970年にノッティンガムで小さな店から始まったブランド。クラシックな仕立てに、遊び心のある色使いを効かせたデザインが特徴です。
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アクアスキュータム(Aquascutum)
1851年にロンドンで紳士服店として創業。防水性の高いコートを生み出し、トレンチコートと「クラブチェック」で知られます。
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ダックス(DAKS)
1894年にロンドンで紳士服店として始まったブランド。ベージュを基調にした「ハウスチェック」がトレードマークです。
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ジミー チュウ(JIMMY CHOO)
1996年にロンドンで設立されたブランド。華やかなシューズを中心に、バッグやアクセサリーも展開しています。
アメリカのハイブランド
アメリカのハイブランドは、世界的なジュエラーと、アメリカン・トラディショナル(アメトラ)を代表するブランドが中心です。
ティファニー(Tiffany & Co.)
1837年にニューヨークで、文房具や装飾品を扱う店として創業。「ティファニーブルー」と呼ばれる箱の色でも知られ、「世界五大ジュエラー」の一つです。
ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)
宝石商の家に生まれたハリー・ウィンストンが、1932年にニューヨークで設立したハイジュエリーブランド。「キング・オブ・ダイヤモンド」と呼ばれた創業者の名を冠し、「世界五大ジュエラー」の一つに数えられます。
ラルフ ローレン(Ralph Lauren)
1967年にネクタイのブランドとして始まったアメリカのファッションブランド。ブルックスブラザーズと並ぶ、アメトラを代表するブランドです。
ザ・ロウ(THE ROW)
メアリー=ケイト・オルセンとアシュレー・オルセンが、2006年にニューヨークで立ち上げたブランド。ロゴに頼らない上質な素材と仕立てで、「クワイエット・ラグジュアリー」を代表するブランドとして人気です。
ザ・ロウ マルゴーとマルローの違い|メンズのサイズと資産価値
トム フォード(TOM FORD)
グッチやイヴ・サンローランのデザイナーとして活躍したトム・フォードが、2005年に立ち上げたブランド。セクシーで洗練されたスーツやアイウェア、香水で知られます。2023年に創業者は退任し、現在はエスティ ローダー社がブランドを所有、服などのファッション事業はイタリアのゼニア・グループが手がけています。
コーチ(COACH)
1941年にニューヨークの革工房から始まったブランド。上質な革のバッグや小物を、ハイブランドより手の届きやすい価格帯で展開しています。
日本のハイブランド
日本のハイブランドは、真珠をはじめとするジュエリーと、世界のコレクションで評価されるデザイナーズブランドが特徴です。
ミキモト(MIKIMOTO)
創業者の御木本幸吉が、1893年に世界で初めて真珠の養殖に成功したことで知られる真珠のジュエリーブランドです。
タサキ(TASAKI)
1954年に創業した日本のジュエリーブランド。真珠の養殖から加工・販売までを手がけ、モダンなデザインのパールジュエリーで知られます。
俄(NIWAKA)
京都で生まれたジュエリーブランド。日本の美意識や自然をモチーフにした繊細なデザインで、婚約指輪・結婚指輪の人気も高いブランドです。
サカイ(sacai)
デザイナーの阿部千登勢が1999年に立ち上げたブランド。異なる素材やアイテムを組み合わせた独特のシルエットで、パリコレクションでも高く評価されています。
その他の国のハイブランド(スイス・ドイツほか)
スイス|ロレックス(ROLEX)
1905年にハンス・ウイルスドルフがロンドンで創業し、1919年にジュネーブへ拠点を移した高級時計ブランド。防水ケース「オイスター」などで知られ、中古でも価値が下がりにくいことで有名です。
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スイス|オメガ(OMEGA)
1848年にルイ・ブランがスイスのラ・ショー=ド=フォンで始めた時計工房がルーツ。月面に降り立った「スピードマスター」や、オリンピックの公式計時で知られます。
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スイス|パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)
1839年にジュネーブで創業した高級時計メーカー。「世界三大時計」の一つに数えられ、複雑な機構を持つ時計の名門として知られます。
スイス|ピアジェ(Piaget)
1874年にスイスのジュラ地方で、時計のムーブメント工房として創業。薄型の高級時計と、華やかなジュエリーの両方で知られます。
スペイン|ロエベ(LOEWE)
1846年にマドリードの皮革工房から始まったブランド。柔らかなレザーの扱いに定評があり、「パズル」バッグなどで知られます。
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ドイツ|モンブラン(MONTBLANC)
1906年にハンブルクで創業した筆記具メーカーが始まり。万年筆「マイスターシュテュック」で知られ、現在は革小物や時計も展開しています。
ドイツ|ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)
1924年にドイツ南部のメッツィンゲンで、作業着などを作る会社として創業。現在はスーツを中心としたビジネスウェアで知られます。
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ドイツ|ジル サンダー(JIL SANDER)
1968年にハンブルクで設立。上質な素材とミニマルなデザインで知られ、「ミニマリズムの女王」とも呼ばれた創業者のブランドです。
ベルギー|ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)
1986年にアントワープで設立。民族調の柄や大胆な色使いを、上質な仕立てに落とし込むデザインで知られます。創業者のドリス・ヴァン・ノッテンは、2024年6月のコレクションを最後にクリエイティブ・ディレクターを退任しました(2024年3月にブランドが発表)。後任には、社内でウィメンズのデザインを率いてきたジュリアン・クラウスナー氏が就任しています。
【ドリス・ヴァン・ノッテン/DRIES VAN NOTEN】の特徴まとめ。私服で取り入れたいブランド。
世界で一番高級なブランドは?ブランド価値ランキング
「一番高級なブランド」を客観的に決めるのは難しいですが、参考になるのがブランド価値の世界ランキングです。ブランドコンサルティング会社インターブランドの「Best Global Brands 2025」では、ハイブランドの中で最もブランド価値が高いのはルイ・ヴィトンでした。
| 総合順位 | ブランド | ブランド価値 |
|---|---|---|
| 12位 | ルイ・ヴィトン | 約484億ドル |
| 21位 | エルメス | 約409億ドル(前年比18%増) |
| 24位 | シャネル | 約305億ドル |
| 69位 | グッチ | — |
| 73位 | カルティエ | — |
| 83位 | ディオール | — |
出典:インターブランド「Best Global Brands 2025」(2025年10月発表)。ブランド価値は、売上や影響力などから算出した評価額で、商品の価格の高さを表すものではありません。
エルメスは主要なラグジュアリーブランドの中で唯一大きく価値を伸ばしており、希少性の高さから「別格」とされることが多いブランドです。ただし、ブランド価値の順位は「人気」や「規模」を表すもので、どのブランドが上かを決めるものではありません。自分の用途や好みに合うかで選ぶのが一番です。
ハイブランドを調べると出てくる用語
ブランドの説明でよく見かける言葉を、簡単に整理しておきます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 世界五大ジュエラー | 一般的に、ティファニー・ハリー・ウィンストン・ヴァン クリーフ&アーペル・カルティエ・ブルガリの5つを指します |
| グランサンク | パリのヴァンドーム広場周辺に店を構える老舗ジュエラー5社(メレリオ、ショーメ、ブシュロン、モーブッサン、ヴァン クリーフ&アーペル)の呼び名です |
| オートクチュール | 顧客一人ひとりに合わせて仕立てる、パリの高級注文服のことです |
| プレタポルテ | 高級既製服のことです |
| ディフュージョンライン | メインのブランドより手頃な価格で展開されるセカンドラインのこと(例:シーバイクロエ) |
初めてのハイブランドを選ぶときのポイント
アパレル歴15年以上の中で、初めてハイブランドを買う方の相談を受けてきた経験から言うと、失敗しにくいのは「ブランド名」より「自分が長く使う場面」から選ぶことです。
- 仕事で使うなら、ロゴが控えめなものを:大きなロゴは目立ちすぎることがあります。ボッテガ・ヴェネタのように、素材や作りで上質さを見せるブランドは、ビジネスの場にもなじみます。
- 最初は小物から:財布・名刺入れ・ベルトなどの小物は、価格を抑えつつ毎日使えて、ブランドの品質を実感しやすいアイテムです。
- 服は「どこの国のブランドか」で作りの傾向が違う:一般的に、イタリアのスーツは柔らかく体に沿う仕立て、イギリスはしっかりした構築的な仕立てが多いとされます。試着して、自分の体型に合うか確かめましょう。
ハイブランドのよくある質問
Q. ハイブランドが一番多いのはどこの国ですか?
イタリアとフランスです。イタリアはグッチ・プラダなど革製品やテーラードのブランド、フランスはエルメス・ルイ・ヴィトン・シャネルなどのメゾンや老舗ジュエラーが多いのが特徴です。
Q. 世界で一番高級なブランドはどこですか?
価格だけで一番を決めるのは難しいですが、インターブランドの「Best Global Brands 2025」では、ハイブランドで最もブランド価値が高いのはルイ・ヴィトン(総合12位)でした。エルメスは希少性の高さから別格とされることが多く、同ランキングでも前年比18%増と大きく伸びています。
Q. 世界五大ジュエラーとは?
一般的に、ティファニー(アメリカ)、ハリー・ウィンストン(アメリカ)、ヴァン クリーフ&アーペル(フランス)、カルティエ(フランス)、ブルガリ(イタリア)の5つのジュエリーブランドを指します。
Q. バレンシアガはどこの国のブランドですか?
1917年にスペインで創業し、1937年にパリへ拠点を移したブランドです。現在はフランスのブランドとして扱われることが一般的です。
Q. モンクレールはどこの国のブランドですか?
1952年にフランスで創業したブランドです。現在はイタリア・ミラノに本社を置く企業が展開しているため、イタリアのブランドとして紹介されることもあります。
まとめ|ハイブランドは国ごとに得意分野がある
世界のハイブランドを国別に紹介しました。
- ハイブランドの多くはイタリアとフランスのブランド
- イタリアは革製品とテーラード、フランスはメゾンと老舗ジュエラーが中心
- イギリスはトラッドな紳士服やコート、アメリカはジュエラーとアメトラ
- 日本は真珠のジュエリーと、世界で評価されるデザイナーズブランド
- スイスは高級時計、ドイツは筆記具やビジネスウェアのブランドが代表的
どこの国のブランドかを知ると、そのブランドが何を得意としているのかが見えてきます。自分の使う場面に合わせて、長く付き合える一品を選んでみてください。
「新しいハイブランドを買う前に、使わなくなったブランド品を整理したい」という方は、今の価値を無料査定で確かめておくのも一つの方法です。
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