若手社員が『おじさんくさい』と感じるビジネスファッション4選

自分では「普通」と感じているスーツスタイルやビジネスカジュアルのビジネスファッション。

特に「長年同じスタイルのビジネスファッション」の人は要注意。

ビジネスファッションは変わらないと思う人もいますが、ビジネスファッションも時代とともに、アップデートしないと、いつのまにか「昭和感」が漂ってしまうかも。

昔ながらのスタイルに固執すると、知らないうちに職場で浮いてしまうことも。

現役販売員が若手社員が見て「おじさんくさい」ファッションの特徴4つと、改善ポイントをご紹介します。

若手社員から「おじさんくさい」「ダサい」と思われたくない人は参考にしてください。

1. サイズが合っていないオーバーサイズスーツ

スーツはビジネスマンにとって第一印象を決定づける重要なアイテムです。

スーツを販売してきた経験上、自分の体にフィットするサイズのスーツをビシッと着ると大人の風格、品格を演出し本当にカッコ良いです。

しかし、「サイズが合っていない」、「ただ大きいだけ」のオーバーサイズスーツを着ていると、だらしない印象や時代遅れなダサい雰囲気を与えてしまいます。

スーツはオーバーサイズを避け、自分の体にフィットするサイズを選ぶことが重要です。

スーツのサイズ選びでは肩幅・袖丈のサイズは大事！

肩幅や袖丈が体に合わないオーバーサイズスーツは避け、サイズ選びでは体型にフィットしたものを選ぶことをおすすめします。

スーツの販売してきた経験のなかで、私服のオーバーサイズやリラックスしたシルエットをスーツに持ち込みたがる人もいます。

しかし、ビジネスのなかで「ネガティブな印象を与える」「長く着れない」こともあるのでおすすめしません。

オーバーサイズはネガティブな印象を与えることも

人は見た目から相手の信頼度や能力を無意識に判断します。

おじさんが年齢に合わないオーバーサイズのスーツを着ていると「だらしない」「仕事ができなさそう」といったネガティブな印象を与えてしまいます。

商談や採用面接など重要な場面でマイナスに働く可能性もあります。

例えば肩幅が広すぎるスーツはシルエットが崩れ、袖丈が長すぎれば手元が埋もれて「野暮ったい」雰囲気になります。

古い時代のゆったりしたスーツを着続けていると「ダサい」「おじさんっぽい」と見られやすくなります。

スーツは現代的なスリムフィットを意識し、必ず試着して自分の体に合うか確認しましょう。

それだけでビジネスシーンでの信頼度は格段に向上し、おじさん感がなくなります。

オーバーサイズは長く着れない可能性がある

スーツは長く着ることを見越して購入する人が多いです。

オーバーサイズのスーツを選んでしまうと、トレンドが変化してしまうと「ダサい」「時代遅れ」ということで長く着れない可能性があります。

長くスーツを着ることを見越すなら、自分の体型に合わせたサイズが、コスパのいいサイズ選びとなります。

2. 黄ばんだ白シャツ・ヨレヨレのネクタイ

ビジネススタイルで最も目に入りやすいのがシャツとネクタイ。

身だしなみは自分の評価だけでなく、会社全体のイメージにもつながります。

シャツとネクタイは常に清潔感が大事！

シャツ・ネクタイが古びていると清潔感を失い、信頼されにくくなります。

相手はあなたの話の内容よりも、まず外見から印象を受け取ります。

黄ばみは汗や皮脂が蓄積して起こり、家庭の洗濯では落ちにくい場合があります。

同じくネクタイも長期間使用すると型崩れやシワが目立ちます。

例えば営業の場で、清潔な白シャツと整ったネクタイを身に着けている人は、自信と誠実さが伝わりやすいものです。

これに対し、くたびれたネクタイや黄ばんだシャツは「自己管理ができていない」と思われ、商談の成約率さえ左右しかねません。

3. 地味すぎる無地ネクタイ・昭和柄

ネクタイはスーツスタイルの印象を左右する重要なアクセサリーです。

ビジネスの場でも、おしゃれさと清潔感は武器。若手社員に一歩差をつけられないためにも、ネクタイ選びをアップデートしましょう。

昭和感が強いネクタイはやめる！

無地一辺倒や古い昭和柄ネクタイは、今のビジネスシーンでは老けた印象や時代遅れ感を与えるため、ネクタイ選びでは適度な色や柄のアクセントを取り入れるべき。

現代の職場では、ファッションを通じて自分らしさを表現する傾向が強まり、特にネクタイは「その人のセンス」が真っ先に目に入ります。

例えば、昔から使っているエンジ色の無地や幅広の幾何学柄。

これらは一部では“レトロ”と呼ばれるかもしれませんが、多くの場合はただの「古臭い」アクセントになってしまいます。

最近のトレンドは、ネイビーやグレーを基調に、小さなドットや細いストライプなどの控えめな柄をさりげなく入れるスタイル。

また、素材もシルクだけでなく、少しマットな質感のものを選ぶことで洗練さが増します。

4. 古いビジネスバッグはおじさんくさい？見た目で差がつく印象の違い

私のビジネスアイテムの販売10年の経験上、男性ではビジネスバッグを長年使い込んでいる人も多いです。

しかし、長年使い続けたお気に入りのビジネスバッグが、若い世代から見ると「おじさんくさい」と感じさせてしまうかもしれません。

手入れもされず、型崩れや革が劣化したビジネスバッグは「おじさん臭さ」を醸し出してしまいます。

人によっては、「ブランドのバッグ」、「値段が高かったから」ということで捨てるのを惜しむ人がいますが、傷んだバッグを使い続けているのが、おじさんくさい印象となってしまいます。

見た目の印象はおじさんくささだけでなく、ビジネスの場では想像以上に重要。

くたびれたバッグを使っている人は、今こそバッグをアップデートして、スマートな印象へ変えましょう

古びたビジネスバッグを見分ける3つのポイント

ボロボロに年季の入ったビジネスバッグ。バッグは単なる荷物入れと考えていると、おじさんの雰囲気を演出してしまいやすいです。

仕事の面でも「細かい部分を気にしない人」というイメージを与え、商談や面接でマイナスになることがあります。

身だしなみはあなたを映す鏡。

最近は防水ナイロン素材や薄型のレザートートなど、機能性と軽量性を兼ね備えたオシャレなビジネスバッグが増えています。

古いバッグ、ボロボロのバッグを卒業し、時代に合ったスマートなビジネスバッグに変えることで、第一印象は確実に好転します。

買い替えにおすすめ！トートバッグが便利

近年、ビジネスカジュアルの普及からビジネスバッグ選びでも「ややカジュアルなバッグ」が人気。

堅い雰囲気のブリーフケースはスーツタイルにマッチするが、ビジネスカジュアルコーデには合いにくい傾向。

トートバッグはスーツスタイルからビジネスカジュアルまで幅広いコーデにマッチし、パソコンや書類などが入れられて容量も大きいので便利。

ビジネスバッグを買い替えるなら、幅広いコーデで使いやすいトートバッグがおすすめです。

若手から高評価！おじさんファッションを卒業するポイント

ビジネスシーンで「おじさん感をださない」「年齢を感じさせない」ためには、服や持ち物の選び方がポイント。

デキる大人を演出！ジャストサイズのスーツ選び

おじさんファッションを卒業。

デキる大人を演出するなら、体型に合ったスーツ選びが大事。

体にフィットするスーツは清潔感と信頼感を一気に高めてくれます。

肩幅や丈が合わないサイズ違いのスーツは「だらしない印象」を与えるため、年齢より老けて見えがちです。

体にフィットするサイズを選ぶには、オーダースーツやサイズ調整サービスを活用し、肩やウエストラインをフィットさせましょう。

ジャストサイズこそ、おじさんファッションを卒業！若々しく信頼される第一歩です。

おじさんファッションを卒業！シャツ＆ネクタイの更新周期

ワイシャツやネクタイの定期的な買い替えは、見た目の鮮度を保ちます。

黄ばばんだシャツや昭和柄ネクタイをボロボロになるまで使い込んでしまうと、見た目に古臭い印象を与えてしまいます。

シャツは半年、ネクタイは1〜2年周期で更新し、時代にあった色柄を選ぶようにしましょう。

シャツ・ネクタイを更新することで、清潔感の継続が好印象につながります。

フットウェアやバッグの軽量・コンパクト化

スマートな見た目を演出するには、時代に合った靴・バッグ選びが重要。

履き心地が軽く、クッション性のあるシューズは時代とマッチ。

機能性とオシャレさを両立するトートバッグはビジネスシーンからカジュアルまで使えて、時代にマッチするので若手からの好感度も高いです。

季節やトレンドを意識して小物を更新するとオシャレ感アップ

季節感のあるアイテムはオシャレ度を格上げします。

同じ小物を年中使うと「無頓着」に見え、経年劣化から貧相に見えてしまうことがあります。

春夏では明るい色やリネンなどの素材選び、冬は起毛感、カシミヤなどを取り入れることで、トレンド＋季節感で若々しさを演出できます。

スーツ、ビジネスファッションを販売して10年以上の筆者がおじさんくさいと感じるファッション4選をご紹介しました。

ビジネスファッションは「無難」を重視しすぎると、かえって古臭く見えてしまうことがあります。

若手社員に好印象を与えるには、清潔感がポイント。

年齢に合った落ち着きを保ちながらも、時代に合わせたアップデートを心がけることで、見た目が若返ります。

今回ご紹介した内容が皆様のビジネスファッションの参考になれば幸いです。