スーツスタイル、ジャケットスタイルで身につける「ネクタイ」。
「ネクタイなんて何でもいい」なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
仕事でのネクタイ選びはとても重要。身につけるネクタイの色によって自身の印象が大きく変わります。
大きく言うと「選ぶネクタイによっても年収が変わる」こともあります。
スーツ、ビジネスアイテムを百貨店・セレクトショップ・ブランド専門店で販売してきた筆者が、ネクタイの色が与える心理効果についてご紹介。
仕事で成功がしたい・年収を上げたいという人は、ぜひ参考にしてください。
ネクタイで年収は本当に変わるのか?
ネクタイ選びを含めて、仕事の身だしなみを整えることで年収は変わると筆者は考えています。
例えば、販売や営業をする人がスーツ・ネクタイの身だしなみが整っていない人と綺麗なスーツに上品なネクタイをしている人がいれば、身だしなみが整っている人と契約したいと思いませんか?
もちろん、販売・営業の中身がキチンとしていることが前提ではありますが。
スーツ・ネクタイの身だしなみが整っていない人であれば、販売・営業の中身が良くても、印象の面から信頼性に欠けてしまうこともあります。
印象というものは対人に対してとても大事です。
ネクタイ選びを含めて、スーツなどの身だしなみを整えて成果を出すことは、出世や年収アップにも繋がります。
たかがネクタイと感じるかもしれませんが、ネクタイ一本でも年収は変わります。
筆者の体験談
筆者があるブランドの直営店にいた頃の身だしなみが大事と実感した話。
ブランド直営店はスーツは10万円ほど〜、ネクタイも2万円ほどのお店。一般的には安いお店ではありませんでした。
そのお店に若い男性のお客様で一年に一回、足を運んでくれるお客様がいました。そのお客様は「今の自分の年収には見合っていないが、いずれ見合うようになるための投資」として購入を続けてくれていました。
正確に何年かは覚えていませんが、そのお客様は出世をし独立をし年収アップに成功をしました。
お客様からは「昔は価格が高いスーツ・ネクタイと購入がしんどかったけど、今は普通に買える年収になった」と話がありました。
もちろん、そのお客様の能力が高いということもあるでしょう。
しかし、ネクタイやスーツの身だしなみにこだわることは、自身の印象面や気持ちの面、最終は年収にも影響があると実感しました。
ネクタイ一本かもと思うかもしれませんが、もしボロボロのネクタイをつけているなら、新しいネクタイを新調してみてはどうでしょうか。
ネクタイの色が与える心理的効果
選ぶネクタイの色で自身の印象が変わります。
どんな印象をもたらすのか?ビジネスシーンで身につけるネクタイのカラーの印象についてご紹介します。
赤いネクタイの心理的効果
赤は「活力・意欲・権力」の象徴。
赤のネクタイは「情熱」「自信」「リーダーシップ」を象徴し、ビジネスシーンであなたの存在感を強く印象づけてくれます。心理的に「頼れる人物」「行動力のある人」と認識されやすいです。
赤 | 情熱・リーダーシップ | 商談・面接・勝負の場
青いネクタイの心理的効果
心理学的に青は「人を落ち着かせる色」として知られています。
青いネクタイは「信頼・誠実・冷静さ」を印象づけ、面接・プレゼン・日常業務すべてにおいて、相手に「安心して任せられる人」という印象を与える最も万能な色です。
青 | 誠実・冷静・信頼 | 会議・分析・提案
グリーンのネクタイの心理的効果
色彩心理学の観点では、緑は「心を落ち着け、調和を促す色」。心理的にストレスを軽減し、安心感をもたらすことが知られています。
協調性と安定感を印象づけ、チームリーダーや管理職に最適。初対面でも「穏やかでバランスの取れた人」という好印象を与えてくれます。
緑 | 調和・穏やか・安定 | チーム運営・協調の場
茶色のネクタイの心理的効果
茶色のネクタイは「落ち着き」「安定」「信頼」を印象づける色。穏やかさと誠実さを伝えるのに最適です。
派手さを抑えながら、確かな安心感と大人の余裕を与えてくれます。
茶 | 安定・温かみ・信頼 | 管理職・長期取引・人間関係構築
黄色のネクタイの心理的効果
黄色のネクタイは「創造性・明るさ・前向きさ」を感じさせる色です。
人の目を自然に引きつけ、場の空気を柔らかくする効果があり、クリエイティブな職種や営業、企画の場で親しみやすい印象を残してくれます。
使い方次第で「発想力のある人」「ムードメーカー」「柔軟なリーダー」という印象も引き出してくれます。
黄 | 明るさ・創造性 | 企画・営業・プレゼン
ネクタイ一本で年収は変わるのか?まとめ
ネクタイ一本で年収は変わります。
仕事・ビジネスシーンでは多くの人が少しでも年収を上げたいという人がほとんどです。ご紹介したように毎日選ぶネクタイ一本で自身の印象が大きく変わります。
では、「どの色のネクタイを選んだらいいのか?」「正解のネクタイの色は?」と悩むかもしれません。ネクタイの色選びには正解はありません。
ネクタイの色選びでは仕事のビジネスシーンごとで選ぶということが正解です。
一本のネクタイの色に絞るではなく、ネクタイの色の特徴を理解して、上手にビジネスシーンごとに印象を操作するのが重要です。
営業、プレゼン、会議、面接、都度変えることが必要であり重要となります。
出世、成功、年収を上げたいのであれば、まずは最初の第一歩としてネクタイの色、身だしなみからこだわってみてはどうでしょうか?
身だしなみにこだわることは自分の自信にも繋がります。
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今回ご紹介した内容が皆様のネクタイ選びに加え、コーディネートの参考になれば幸いです。
年収を上げたいと考えるならば、ぜひ取り入れてみてください。




