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話題のパジャマスーツは本当に仕事で使える?失礼にならないのか?ダサくはない?

 

近年、在宅勤務やリモートワークによって、オフィスのカジュアル化が進む中で注目を集めているのが、スーツ量販店 AOKI が展開する 「パジャマスーツ」です。

一度聞けば忘れられないインパクトのある名前に、「着心地がラクそう」「リラックスできそう」という良いイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。

価格も一般的なビジネススーツより手頃で、見た目もスマート。

ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルスタイルに「新しいオフィスウェアとして取り入れてみようかな…」と考える方も増えています。

しかし、そこで浮かぶのがこんな疑問です。

■パジャマスーツって実際、どんな特徴のスーツなのか?

■「仕事で使える」と聞くけど、本当に商談や会議でも失礼にならないのか?

■ネーミングがラフすぎてダサい印象にはならない?

仕事服は第一印象を左右する大きな要素。特に「失礼にならないかどうか」は、取引先や上司の評価にも直結します。

そこで今回は、スーツ・ビジネスカジュアル販売歴15年以上の筆者が、パジャマスーツの特徴や仕事での着用可否、見た目の評価まで詳しく解説します。

 

パジャマスーツはどんな特徴のスーツ?

 

パジャマスーツは、紳士服大手AOKIが販売する、「見た目はスーツなのに着心地はパジャマのよう」というコンセプトの画期的な商品です。

ジャージ素材やゆとりのあるシルエットを採用し、一日中着てもストレスを感じにくいのが最大の魅力。

近年、ビジネスウェアは急速にカジュアル化が進み、伝統的な堅いスーツ姿は減少傾向にあります。

その中でも「ビジネスカジュアル」「オフィスカジュアル」が求められ、適度なカジュアルさときちんと感を両立させるアイテムが人気です。

AOKIでは動きやすさを重視したアクティブワークスーツも展開していますが、パジャマスーツはそれとは異なる“リラックス×フォーマル”の絶妙なバランスが特徴。

その結果、パジャマスーツは雑誌やWEBなどでも取り上げられ、オフィス対応可能な選択肢として注目されています。

パジャマスーツはリラックス感があるのにキチンと感がある理由

一般的に、リラックス感とかしこまった印象を同時に叶えることは難しいと言われます。

しかしパジャマスーツは、素材・シルエット・パターン作りの工夫によってその壁を突破。

素材:ジャージ素材を使用し、柔らかく伸びるため動きやすい

シルエット:程よくゆとりを持たせ、長時間着ても疲れにくい

構築的デザイン:スーツらしい仕立てや縫製を採用し、カジュアル過ぎない印象に

こうした工夫により、着心地はラクなのに見た目はきっちりという二面性を実現しています。

パジャマスーツはリラックス感があるのにキチンと感がある理由

楽な状態でいられるリラックスとかしこまったキチンと感の両立は難しいもの。

パジャマスーツは素材、シルエット、パターンを工夫することでリラックス感とキチンと感を融合しています。

 

パジャマスーツは失礼にならない?本当に仕事で使える?

パジャマスーツは、スーツほど堅苦しくなく、かといってカジュアルすぎない絶妙なデザインが特徴です。

そのためビジネスカジュアルやオフィスカジュアルが許容される職場であれば、失礼にならず仕事着として十分活用できます

柔らかい着心地と動きやすさから、通勤はもちろん、長時間のデスクワークやリモートワークでも快適。

見た目はきちんとしているのにリラックスできるため、働く人の間で人気が広がっています。

パジャマスーツが失礼になる場合もある

パジャマスーツが「仕事で使える」とはいっても、どんな場面にも万能ではありません。

■冠婚葬祭などのフォーマルシーン

■取引先との重要な会議や格式ある会食

■スーツ着用が必須とされる社内規定のある会社

こういった場面では、パジャマスーツではなく正統派スーツが求められます。

服装は自分の快適さだけでなく、相手への礼儀とTPO(時、場所、場合)に合わせることが不可欠です。

パジャマスーツはあくまで「適した場面を選べば便利な選択肢」として考えると良いでしょう。

 

パジャマスーツはダサい?ダサくない?

仕事で着る服は、見た目の印象と清潔感がとても重要です。せっかく選ぶなら、スタイリッシュに見られたいもの。

近年話題の「パジャマスーツ」は、着心地が抜群にラクな反面、「ラフすぎて職場で着るのは失礼では?」や「ダサく見えない?」と不安を持つ人もいます。

結論から言えば、パジャマスーツはダサくありません

ただし、大事なのはサイズ選びコーディネートです。

ここを押さえれば、仕事の場でもスマートに着こなせます。

パジャマスーツがダサく見える理由

パジャマスーツはもともと、ゆるめのサイズ感でカジュアルさを演出するアイテムです。

しかし、大きすぎるサイズを選んでしまうと、だらしなさや野暮ったさ、おじさん感が強くなり、結果的に「ダサい」と見られてしまうことも。

ダサく見せないポイント

■自分の体型に合ったサイズを選ぶ

ゆるすぎるとだらしなく、きつすぎると着心地が損なわれます。

■清潔感のある色使い・小物合わせ

ネイビー、ブラックなど落ち着いた色を選び、革靴やシンプルなバッグを合わせると上品に。

■シワや毛玉のない状態を保つ

ラフな印象を打ち消し、きちんと感を強調できます。

 

パジャマスーツの種類

パジャマスーツはいくつか種類があります。

選ぶ素材やデザインによって印象が大きく変わります。

パジャマスーツにはラフさと上品さを両立するタイプや、夏場に軽さと涼しさを重視したタイプなど、ビジネスやカジュアル両方に対応できるラインナップがあります。

パジャマスーツの種類についてご紹介。

スタンダードタイプ

特徴:ストレッチ性と軽量仕立てで快適な着心地。

素材:適度な厚みとハリ感のあるポンチ素材。

印象:ベーシックな無地カラーで落ち着いた雰囲気。

ポイント:オフィス勤務や社内会議など、無難に使えるタイプ。パジャマ感を感じさせず安心。

プリントジャージタイプ

特徴:年間を通して人気。

素材:ソフトなジャージ地でストレッチ抜群。

印象:素材感はあるが軽く着られる。

ポイント:デザイン性が高く、クリエイティブ職やカジュアルOKな職場に向く。相手によっては少しラフに見えるので商談には注意が必要です。

ハイストレッチタイプ

特徴:高ストレッチ、防シワ、撥水性あり。

素材:スポーツMIX高機能素材。

印象:出張や立ち仕事に最適。

ポイント:動きやすさ重視ならこれ一択。外回り営業でも清潔感を保ちやすく、失礼に見えにくい。

プレミアムタイプ

特徴:快適さと「きちんと感」を兼備。

素材:高発色のDELEGANT素材。

ディテール:左右内ポケットで名刺やペン収納可。

ポイント:フォーマルな印象が強く、式典や重要会議にも使用可能。パジャマスーツの中で最も「失礼」に見えにくい。

 

パジャマスーツの値段は?

▪︎ジャケット・・¥6,050(税込)ほど〜

▪︎パンツ・・¥3,850(税込)ほど〜

※値段は公式ページのWEB価格を参考

※値段は時期やシーズンに変わることもあります

 

パジャマスーツの値段はスーツと比べて高くなく、手が出しやすい値段です。

仕事のビジネスカジュアル・オフィスカジュアルの服装でお探しの人にはチャレンジしやすい値段帯でもあります。

パジャマスーツはスーツより堅苦しくなく、仕事の服装がカジュアル傾向な昨今において使いやすいスーツです。

ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルの服装で悩む人はパジャマスーツを検討されてもいいのではないでしょうか。

コーディネートもしやすく、AOKIではパジャマスーツに合うパジャマシューズやシャツもあります。

服装選びやコーディネートが苦手な人はパジャマスーツ購入時に揃えられてもいいです。

今回ご紹介した内容が皆様の参考になれば幸いです。

 

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HIRO

「仕事着」・「ビジネスファッション」・「私服」の情報を発信。 ブランド情報・着こなし方法・マナーをご紹介します。 Instagramでもスーツスタイル、ジャケパンスタイル、私服とコーディネートの参考になる写真をアップしています。

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