
ジャケパンに合う靴選びで悩んでいませんか?
通勤やビジネスカジュアルでジャケパンを取り入れる人が増える中、「スーツ用の革靴でもいいの?」「ローファーってビジネスであり?」と迷う声をよく聞きます。
アパレル販売歴15年以上の筆者が、営業・取引先対応などで“信頼感”を与えながらオシャレに見せるジャケパンコーデを数多く提案してきました。
本記事では、ジャケパンに最も合うローファーの選び方と失敗しない靴選びを、プロ目線で解説。
読めば、あなたも「清潔感と信頼感を両立させた足元」が作れるはずです。
ジャケパンスタイルとは?
スーツはジャケットとパンツが同色、同素材。ジャケパンは異なるカラーや素材で組み合わせたスタイル。
ジャケットとパンツを自由に組み合わせる「ジャケパン」は、スーツほど堅苦しくなくカジュアルダウンなスタイル。オフィスでも使えるスマートカジュアルの代表でもあります。
ビジネスシーンでもカジュアルながらも、「固すぎず、くだけすぎない」印象を与えられる点が人気です。
しかし、ジャケパンスタイルで意外と難しいのが靴選び。
靴選びでは合わせる靴で「清潔感」「信頼感」「センス」が左右されてしまいます。
ジャケパンで失敗しない!ローファーをおすすめする理由
ジャケパンスタイルに合わせる革靴選びでは、「格式のバランス」がとても重要です。
革靴にはフォーマル度の序列があり、内羽根ストレートチップなどはビジネスや冠婚葬祭向け。
一方でジャケパンはカジュアル寄りの着こなしなので、あまりに格式が高い靴を合わせると全体の印象が硬くなりすぎてしまいます。
そこで筆者がおすすめしているのがローファー。靴紐のないスリッポンタイプで、革靴の中でも程よく抜け感があり、上品さと軽快さを両立できます。
実際、アパレル店員として多くのお客様にビジネスカジュアルの革靴として提案してきましたが、ローファーを選ばれた方は「バランスが良く見える」「動きやすい」「オシャレっぽい」と満足されることが多いです。
ローファーはジャケットとパンツの組み合わせに自然に馴染み、ビジネスシーンでもカジュアルすぎない。
ビジネスカジュアルを成功させたいなら、まずローファーから選ぶのが失敗しない第一歩です。
ビジネスで好印象を与えるローファーの選び方
販売員として15年以上、営業職や経営者のお客様のスタイリングを担当してきた筆者が断言します。
ローファーはジャケパンスタイルに最も汎用性の高い靴でおすすめです。
ローファーの種類と特徴
ローファーといっても種類があります。「どのローファーがいいのか?」わからないもの。
ローファーの種類と特徴をご紹介。
■コインローファー
■タッセルローファー
■ビットローファー
コインローファー
甲の部分にある「サドル」と呼ばれるベルトに、コインを挟むための切り込みが入っています。
ビジネスカジュアルの定番。誠実かつ落ち着いた印象。
タッセルローファー
甲の部分にタッセルが付いていることが最大のデザイン上の特徴です。コインローファーに比べて、やや重厚感があり、ドレス寄りで知的な印象を与えます。
デザイン性が高く、華やかさを加えたい時に。
ビットローファー
甲のサドル部分に「ホースビット」と呼ばれる馬具を模した金属のアクセサリーが取り付けられています。
フォーマル寄りで、高級感を演出。
接客をしてきたなかで、シンプルなスタイルを好まれる人は「コインローファー」を選ばれる傾向。
おしゃれ感や上品さを演出したい人は「タッセルローファー」「ビットローファー」を選ばれる傾向です。
素材と色の選び方
ローファーの素材ではスムースレザー(表革)、スエードと種類があります。
スムースレザー・・上品、きれいめな印象
スエード・・柔らかい、カジュアルな印象
色はダークブラウンがおすすめ
色はダークブラウンが万能。ジャケパンスタイルと相性が良く、カジュアル過ぎずに堅すぎないので汎用性が高いです。
実際に黒はレースアップの革靴で持っているので、ブラウンを選ばれる人も多いです。
もちろん黒でもおかしくはありません。
サイズ選びと履き心地
ローファーは紐靴より調整が難しいためフィッティングが命。ジャストサイズのサイズ感を選ぶようにしましょう。
試着時、かかと・甲のフィット感を必ず確認しましょう。長時間履いても疲れにくいインソール構造なら、営業・出張でも安心です。
ジャケパンに似合う大人のローファー | 快適さで選ぶならコールハーン
ローファー選びでは見た目が「オシャレ」「エレガント」であっても履きにくいものは選びたくないもの。
見た目と履き心地を両立したローファーを選ぶなら「コールハーン/COLE HAAN」がおすすめ。
コールハーンとはどんなブランド?
コールハーンは1928年にアメリカで創業したブランド。革靴の快適性やデザイン性が高く、20代から50代以上までの年齢層に幅広く愛用されています。
現在では多くの人がご存知の「ナイキ/NIKE」の傘下となっています。
コールハーンはダサい?評判は?
ご来店されているお客様でもコールハーンを履いている人が多く、快適な履き心地からリピーターも多いブランドでもあります。
クッション性もありスニーカーのような感覚。通勤・外回りの営業はもちろんオフィスでも快適に履くことがてきます。
コールハーンはローファーだけでなくスニーカーも展開しており、スニーカーを愛用する人も多いです。
評判も良くダサいことはないので、履きやすいシューズをお探しの人にはおすすめのブランドです。
筆者が体験した感想
筆者もブラウンのローファーを持っています。クッション性も高く快適な履き心地。
立ち仕事で人前がメインの筆者からすると快適なクッションと上品感は◎。ジャケパン、セットアップともコーディネートがしやすいです。
ジャケパンスタイルにどんなシューズ、ブランドを選べばわからない人は「コールハーン」を試されてみてはどうでしょうか?
今回ご紹介した内容が皆様のジャケパンスタイルのシューズ選びの参考になれば幸いです。








